💡 副業ギター講師デビューを決意して
副業としてギター講師に挑戦すると決めたとき、私はすぐに行動を始めました。
しかし、いざレッスンを開こうと思っても、「何を準備すればいいのか?」が漠然としていました。
完璧を目指す必要はありません。
でも、最低限の準備ができていないと、せっかくのレッスンも台無しになってしまいます。
今回は、自分自身の経験をもとに「ギター講師デビューに必要な最低限の準備」についてお伝えします。
🎯 ① ギター講師としての“自分の軸”を決める
ギター講師デビューで最初にやるべきことは、「自分のスタイル」を決めることです。
具体的には、
- どんな層を対象にするのか(子ども向け?社会人向け?)
- どんなジャンルを教えるのか(アコースティック?エレキ?)
- どんな目標を設定するのか(弾き語り?バンド参加?趣味の充実?)
これを決めておくことで、レッスン内容や教え方に一貫性が生まれます。
私の場合は、
- 主に大人初心者向け
- アコースティックギター中心
- 「1曲を弾き語りできるようになる」を目標
というスタイルを定めました。
これにより、レッスンの設計や集客ターゲットも絞りやすくなったのです。

🎯 ② レッスンに必要な「道具」を揃える
最低限、以下の道具は揃えておくべきだと感じました。
必須アイテム
- 自分用のギター(アコースティックまたはエレキ)
- チューナー(生徒が音合わせをすぐできるように)
- 予備のピック・カポタスト・ストラップ(貸し出し用)
- 譜面台
- メトロノーム(リズム感トレーニング用)
できれば揃えたいもの
- 生徒用の貸出ギター(体験会用に1本あると安心)
- Bluetoothスピーカー(音源再生やリズム練習に便利)
- 簡単な譜面・コード表(配布できると親切)
最初から高価なものを揃える必要はありません。
重要なのは「生徒がスムーズにレッスンを受けられる環境を作ること」です。
🎯 ③ レッスンカリキュラムのたたき台を作る
レッスンを始めるとき、完全な即興で進めるのは非常に難しいです。
私は、あらかじめ以下のような「たたき台」を作成しました。
レッスンたたき台例(初心者向け)
- 挨拶・目標確認
- ギターの持ち方・チューニング
- ピックの持ち方・ストローク練習
- Em、Aadd9コードを押さえる
- 2コードで簡単な曲を弾く
- 今日の振り返り・次回予告
こうして流れを決めておけば、レッスン中に焦ることが減ります。
また、生徒の成長に合わせてカスタマイズできる柔軟さも大事です。
🎯 ④ 体験レッスン用の「メッセージ」を用意する
体験レッスンを実施する際に大切なのは、事前に参加者へ伝えるメッセージです。
- どんな内容を体験できるのか
- どんな人に来てほしいか
- 準備してきてほしいもの(ギター持参、筆記用具など)
- 気軽に参加できる雰囲気作り
これを事前に伝えるだけで、体験者の不安を大きく減らすことができます。
私はSNSやチラシに、こうしたメッセージを必ず添えるようにしました。
結果、体験会への参加率も高まりました。
🎯 ⑤ 副業ギター講師に必要な「覚悟」
そして、最後に必要なのは「覚悟」です。
- 最初はうまくいかないこと
- 参加者が少ないこと
- うまく教えられず自己嫌悪すること
そんな壁に何度もぶつかると思います。
でも、それを「成長のチャンス」と捉えられるかどうか。
それが、副業ギター講師として続けられるかどうかの分かれ道だと実感しました。
「教えることを通じて、誰かの人生に小さなきっかけを与える」
この想いを持ち続けられるなら、必ず乗り越えられるはずです。
🌟 まずは一歩踏み出そう
副業ギター講師としてデビューするために、完璧な準備は必要ありません。
大切なのは、
- 自分なりのスタイルを持つこと
- 必要最低限の環境を整えること
- 小さな挑戦を積み重ねること
そして、何より「教えることを楽しむ」ことです。
一歩踏み出した先には、想像以上に豊かな世界が待っていました。
あなたにも、ぜひその世界を体験してほしいと思います。
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