6.ギター講師デビューに必要な最低限の準備とは?

ギター講師

💡 副業ギター講師デビューを決意して

副業としてギター講師に挑戦すると決めたとき、私はすぐに行動を始めました。
しかし、いざレッスンを開こうと思っても、「何を準備すればいいのか?」が漠然としていました。

完璧を目指す必要はありません。
でも、最低限の準備ができていないと、せっかくのレッスンも台無しになってしまいます。

今回は、自分自身の経験をもとに「ギター講師デビューに必要な最低限の準備」についてお伝えします。


🎯 ① ギター講師としての“自分の軸”を決める

ギター講師デビューで最初にやるべきことは、「自分のスタイル」を決めることです。

具体的には、

  • どんな層を対象にするのか(子ども向け?社会人向け?)
  • どんなジャンルを教えるのか(アコースティック?エレキ?)
  • どんな目標を設定するのか(弾き語り?バンド参加?趣味の充実?)

これを決めておくことで、レッスン内容や教え方に一貫性が生まれます。

私の場合は、

  • 主に大人初心者向け
  • アコースティックギター中心
  • 「1曲を弾き語りできるようになる」を目標

というスタイルを定めました。

これにより、レッスンの設計や集客ターゲットも絞りやすくなったのです。


🎯 ② レッスンに必要な「道具」を揃える

最低限、以下の道具は揃えておくべきだと感じました。

必須アイテム

  • 自分用のギター(アコースティックまたはエレキ)
  • チューナー(生徒が音合わせをすぐできるように)
  • 予備のピック・カポタスト・ストラップ(貸し出し用)
  • 譜面台
  • メトロノーム(リズム感トレーニング用)

できれば揃えたいもの

  • 生徒用の貸出ギター(体験会用に1本あると安心)
  • Bluetoothスピーカー(音源再生やリズム練習に便利)
  • 簡単な譜面・コード表(配布できると親切)

最初から高価なものを揃える必要はありません。
重要なのは「生徒がスムーズにレッスンを受けられる環境を作ること」です。


🎯 ③ レッスンカリキュラムのたたき台を作る

レッスンを始めるとき、完全な即興で進めるのは非常に難しいです。

私は、あらかじめ以下のような「たたき台」を作成しました。

レッスンたたき台例(初心者向け)

  1. 挨拶・目標確認
  2. ギターの持ち方・チューニング
  3. ピックの持ち方・ストローク練習
  4. Em、Aadd9コードを押さえる
  5. 2コードで簡単な曲を弾く
  6. 今日の振り返り・次回予告

こうして流れを決めておけば、レッスン中に焦ることが減ります。

また、生徒の成長に合わせてカスタマイズできる柔軟さも大事です。


🎯 ④ 体験レッスン用の「メッセージ」を用意する

体験レッスンを実施する際に大切なのは、事前に参加者へ伝えるメッセージです。

  • どんな内容を体験できるのか
  • どんな人に来てほしいか
  • 準備してきてほしいもの(ギター持参、筆記用具など)
  • 気軽に参加できる雰囲気作り

これを事前に伝えるだけで、体験者の不安を大きく減らすことができます。

私はSNSやチラシに、こうしたメッセージを必ず添えるようにしました。
結果、体験会への参加率も高まりました。


🎯 ⑤ 副業ギター講師に必要な「覚悟」

そして、最後に必要なのは「覚悟」です。

  • 最初はうまくいかないこと
  • 参加者が少ないこと
  • うまく教えられず自己嫌悪すること

そんな壁に何度もぶつかると思います。

でも、それを「成長のチャンス」と捉えられるかどうか。
それが、副業ギター講師として続けられるかどうかの分かれ道だと実感しました。

「教えることを通じて、誰かの人生に小さなきっかけを与える」

この想いを持ち続けられるなら、必ず乗り越えられるはずです。


🌟 まずは一歩踏み出そう

副業ギター講師としてデビューするために、完璧な準備は必要ありません。

大切なのは、

  • 自分なりのスタイルを持つこと
  • 必要最低限の環境を整えること
  • 小さな挑戦を積み重ねること

そして、何より「教えることを楽しむ」ことです。

一歩踏み出した先には、想像以上に豊かな世界が待っていました。
あなたにも、ぜひその世界を体験してほしいと思います。

📘 次回予告:初めての個別レッスン体験記|副業として教える難しさとやりがい

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