8.妻の裏切りの証拠と探偵への決断。すべてを知るために動き出した夜

新築離婚

📱 妻のLINEから明らかになった決定的証拠

GPSでラブホテルの位置を示していたあの夜以来、妻に対する不信感は募る一方でした。

問い詰めたい気持ちはありましたが、感情に任せて動くのではなく、まずは確かな証拠を掴もうと決意しました。

とはいえ、妻のスマートフォンにはロックがかかっており、なかなか中身を見ることはできませんでした。

しかし数日後、チャンスが訪れました。

妻がスマホを操作したまま風呂に入ったその隙に、私は素早くロック解除時間を1分から5分に延長。

そしてLINEを開いたところ、ママ友とのやりとりの中に、驚くべき内容を見つけました。

「今日、健康診断に行ったんだけど、その後デートしてきちゃった。そして、ラブホに行ってきた。」

黒だ。完全に黒。


😔 安堵と怒りの交錯

不思議と、この時は大きなショックよりも、「ようやく証拠が取れた」という安堵の方が強くありました。

11年前、当時の上司と不倫関係にあった妻。そして今回は別の相手。

(※不倫相手との関係性については、合意書の関係上ここでは記載を控えます)

本来であればすぐにでも相手を呼び出し、怒りをぶつけたいところでしたが、私は冷静に、そして確実に動こうと心を決めました。


🕵️‍♂️ 探偵事務所を複数相談

まず私は、証拠を法的に使えるものとするために、探偵事務所に連絡を取りました。

5〜6社に相談しましたが、どの事務所も「1度のラブホ出入りだけでは証拠としては弱い」と説明。

最低でも2〜3回は同様の行為を確認する必要があるとのことでした。

さらに今回の不倫相手(以下、B氏)は独身で、近くにアパートを借りて住んでいる可能性が高いため、今後ラブホテルに行く機会は少ないと予測されました。

アパートの出入りも証拠にはなりますが、ラブホテルに比べてやや弱いため、最低でも3〜4回の宿泊実態を押さえる必要があると説明されました。


💸 探偵費用に驚愕

調査費用は、1日あたり約20万〜30万円。証拠が取れても取れなくても費用は発生し、トータルで100万円近くかかる可能性があるとのこと。

「やばい…」

小遣い制の私にとって、この金額はあまりにも重いものでした。


☎️ 再び、あの探偵へ連絡

藁にもすがる思いで、以前ラブホテル前で電話した探偵事務所に再度連絡を入れました。

私「以前、ラブホの前で電話した〇〇ですが、覚えてますか?」

探偵「あっ、あの時の方ですか。もっもちろん覚えてます。あっ、あんなインパクトのある体験は探偵事務所を開所してから、はっ初めての体験でしたから」

後日、正式に面談を行いました。

探偵「ご縁もありましたし、今回は44万円でいいですよ。証拠が取れるまで、しっかりやらせてもらいます」

その言葉に心が動きました。

この探偵なら信頼できる――そう思えた私は、正式に契約を結ぶことにしました。

とはいえ、お金はどうするか……。

家計から出すわけにもいかず、貯金も心許ない。

小遣い制の私が払うにはあまりにも大きな額。

この時点では、まだ解決の糸口は見えていませんでした

📘 次回予告:ついに始まった調査。妻と不倫相手の現実と、その代償

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