妻の現在位置はラブホテルを示してました。
まさか…!?
私の息づかいは荒くなり、呼吸が苦しくなります。

GPSの精度が正確ではないため、近くのママ友の家に滞在しているのかもしれない。あるいは、現在位置のポイントがズレていたのかもしれない。
動揺しながらも、まだ妻を信じたいという思いがありました。
私は車の後部座席に子供を乗せていましたが、バックミラーで確認するとすでに眠りについていました。
いてもたってもいられず、子供を乗せたまま現場へ車を走らせました。
ラブホに到着すると、ほとんどのシャッターは閉まってましたが、半分開いた車庫からが駐車中の車が見えましたが。しかし、妻の車は見当たりません。
妻の車はどこかに停め、おそらく不倫相手の車でラブホに来たのでしょう。
私はラブホの前に車を止めたまま、携帯電話で「探偵 即対応」と検索し、1番初めに掲載されていた探偵事務所に電話しました。
私 「浮気調査なんですが、即対応できますか?」
探偵 「すっ、すぐに、たっ対応できますよ。」
私 「実は今ラブホの前にいて、GPSで妻がラブホにいることは確認出来てるんですが今からすぐに来れませんか?」
探偵 「いっ、今ですか?」
私 「はい。今すぐです。」
探偵 「じっ、実は法律で、あのー、契約について十分に取り決めを交わ必要がありまして…。げっ、現場で契約を交わすことも可能ではありますが。」
電話に出た担当の方はどこか辿々しい喋り方で心配になりましたが、とても親身になって話を聞いてくれました。
探偵 「ごっ、ご主人。気持ちはすごく分かります。そのー、今下手に動いてバレてしまえば水の泡です。こっ、ここは一旦泳がせましょ。すっ、すごくお辛いとは思いますが。おっ、奥さんの顔も、私知らないですし。ほっ、ホテルに入ったとこも抑えてないので。ねっ、ご主人。ここは」
探偵と電話をすることで、少し冷静になることが出来ましたが、しばらくはラブホの前で妻が出てくるのを待ちました。
子供は後部座席でスースー寝息を立てています。
「こんなことになって本当にごめん…。」
心の中で子供に詫びました。
子供のご飯もお風呂も入れなければないりません。時間の限界まで待ちましたが、妻は出てきませんでした。
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