8. オンライン会議でのファシリテーション術

ファシリテーター

コロナ禍以降、オンライン会議がすっかり日常になりましたよね。
でも「なんだか発言しづらい…」「沈黙が重い…」と感じたことはありませんか?
これは、ファシリテーターにとっても同じ悩み。画面越しだからこそ、空気を読むのが難しいのです。

今回は、そんなオンライン会議の“やりづらさ”を乗り越える、ファシリテーションの基本をご紹介します📡


🎧 オンライン特有の“話しづらさ”を取り除こう

オンライン会議では、相手の表情やうなずきなどのリアクションが伝わりにくいため、参加者が「話すタイミングがわからない」と感じやすくなります。
また、通信のタイムラグや雑音も集中力を下げる要因のひとつです。

そんな中、ファシリテーターがすべきは、「ルールの明確化」と「心理的安全性の確保」

👂「名前を呼んでから発言してください」
📝「途中でチャットに意見を入れても大丈夫です」
👏「リアクションボタンを積極的に使ってください」

こんな一言を冒頭で伝えるだけで、参加者の緊張感は和らぎます。


🛠 ツールを活かして“つながる会議”に

オンラインでは、視覚的な情報の共有がカギ。
以下のようなツールを組み合わせることで、対話が活性化します:

  • Zoomのリアクション機能 → 簡単な意思表示に便利
  • miroやJamboard → 共同編集できるホワイトボードでアイデアを「見える化」
  • Googleフォーム → 発言が苦手な人からも意見を集めやすい

「声を出す」だけが参加の手段ではありません。「書く参加」も立派なアウトプットです🖊


⏱ 集中力をキープする進行術

オンライン会議は、集中力が切れやすい傾向があります。
だからこそ、時間配分とテンポのよい進行が命!

🕒 たとえば…

  • 「15分に1回、議論を整理」
  • 「発言は1人1分を目安に」
  • 「必要に応じて小休憩を入れる」

さらに、会議後のフォローも重要です。
📩 決定事項やタスクを明文化した「議事録の早期共有」が、情報のすれ違いを防ぎます。


👥 オンラインでも“安心して話せる場”はつくれる

結局のところ、オンラインでも対面でもファシリテーターの本質は変わりません。
それは「場を整え、参加者が安心して話せる空気をつくること」。

ツールに頼りすぎず、でもツールも上手く使いながら、人と人をつなぐ潤滑油になれるよう意識してみましょう✨


📘 次回予告:ワークショップでのファシリテーターの役割

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