💰 一括で養育費を払え?理不尽すぎる要求
ある日、妻から新たな条件が突きつけられました。
「養育費を一括で払ってほしい」
は? どの口が言ってるのか? 一瞬、耳を疑いました。
不倫をして家族を壊したのは、他ならぬ妻です。
それなのに、まるで当然のような顔で“金銭の条件”を押しつけてくる――その態度に、私は強い違和感と怒りを覚えました。
義母によると、別居を始めたばかりの頃、妻はこう豪語していたそうです。

「養育費なんていらない!」 「離婚交渉は私が必ず勝つ!」
勝つ? いったい何と戦っているのか。
不倫をした立場の人間が、どうしてそんな攻撃的な姿勢になれるのか、まったく理解できませんでした。
しかも、「養育費いらない」って言ってたのは、どこに行ったの?
👶 養育費は“子供の権利”、気分で変えるな
ちなみに、養育費というのは“子供の権利”です。 親の気分で「いらない」「やっぱり一括で」なんて勝手に決めることはできません。
しかも一括払いとなれば、それは贈与税の対象になる可能性もある。 妻はその辺、理解しているのだろうか? それとも、“もらえるものはもらっておこう”くらいの軽い感覚なのか?
時折見せる非常識な態度に、私はいちいちイラついて仕方がありませんでした。
🏦 ローン借り換えのための方便?
とはいえ、現実問題として妻が主張していたのは、「マイホームのローンを借り換えるために預金担保が必要」という理由でした。
どうしてもそれが必要だというなら…と、私は一括払いについて“検討”することにしました。
その後、妻は預金担保付きでローンの仮審査を申し込んだようですが、結果は「審査落ち」。 条件を満たしていなかったのか、信用面に問題があったのか、その詳細は知りませんが、こちらからすれば「また振り回された」という思いしか残りません。
最終的に、私は離婚後も2年ごとにローン借り換えの仮審査を申し込み、その結果を私に報告することを条件として、一括払いを“しぶしぶ”承諾しました。
🧠 神経をすり減らす交渉の日々
このような神経をすり減らすやり取りが、延々と続いていました。
気がつけば、私は完全に疲弊していました。 もう、とにかく――早く終わらせたい。
私の弁護士は、離婚交渉の終結に向けて離婚協議書を作成中で、それもようやく完成に近づいていました。
あと少しで終わる。そう信じて、私は前を向こうとしていました。
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