12.妻への追求

新築離婚

妻に声を掛けたあと、弁護士との作戦通りボイスレコーダーで録音を開始させました。

しばらくして妻が部屋にやってきました。

「何?話って?」

「結局どうしたいの?」

「離婚したいです。子供を連れて出て行きます。アパート借りて住みます。」

「前も話したけど、離婚後の設計プランはあるの?1人で出て行って生活できるわけないでしょ。自分の親も巻き込んでおきながら無責任だよね。」

「大丈夫です。心配無用です。設計プランも3月までに作ります。」

根拠のない「大丈夫です」の言葉にイラつきました。妻は無責任という言葉にあまり反応しなくなりました。

私は妻に対して確信を突くひと言を投げかけました。

「離婚をする上で確認しておかなきゃ行けないことがあるんだけど。不倫してるよね。」

冷静を取り繕ってはいるが妻は明らかに動揺していました。

「仲良くさせてもってる人はいるけど…。すごい気が合う人なんだよね。」

「気が付いてかも知れないけど探偵も使って調べたから。証拠はあるよ。あるけど見せない。俺は全部知ってる上で聞いてるんだよ。だから自分の口から言って欲しい。」

「不倫はないかな。仲良くしている人はいるけど。証拠が見せれないんなら話しようがないよね。」

妻の話の内容の辻褄が合わなくなってきました。

証拠を見せるとその範囲でしか話をしない。私がどこまで知っているのかわからない状況で話を進めるのが1番効果があるとの事で、私は弁護士の作戦通り「証拠はあるけど見せない作戦」で妻に迫りました。交渉術の基本らしいです。

「例えばね。例えばだよ。このまま裁判になった場合に、自白がない=反省の色がないと捉えられて不利になるのは、そっちだよ?俺は正直に話をして欲しいんだよね。」

「不倫はありません。」

「もう、いい。この部屋から出て行け!」

あまりにシラを着る妻に呆れて、部屋から追い出しました。

寝る直前に、私は妻に「健康診断の日。どこに行ったか、俺知ってるからね。」と呟き、寝床につきました。

妻は私がラブホに行った事実を知らないと高をくくっていたのでしょう。

翌日、妻は私の寝室に来て

「昨日は動揺してしまって正直に話せませんでした。不倫を認めます。」と告げました。

おそらく昨夜、B氏とLINEで連絡を取り合い、正直に認めた方が得策だと考えたのでしょう。

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